債券投資 固定利付債と変動利付債

固定利付債(確定利付債)
満期日まで、あらかじめ決められた固定(確定)の利息が、利払日に支払われる仕組みの債券を「固定利付債(確定利付債)」といいます。固定利付債は、債券の発行の際に決められた利率が、満期日まで変わりません。ほとんどの債券は、固定利付債となっています。

変動利付債
債券の利息の額が、利払日ごとに、その時々の市場金利等の状況に応じて変動する仕組みの債券を「変動利付債」といいます。変動利付債の利率は、利率を決める際の市場金利に基づいて決められます。そのため、前回よりも利率が高くなることもありますし、低くなることもあります。
日本では、期間10年の個人向け国債などが変動利付債です。この期間10年の個人向け国債の利率は、半年ごとに見直され、直前に発行された10年満期の長期利付国債の利回りを基に決められます。